電話加入権+フレッツ・ADSL1.5M〜47M(まるごと割引セット) OCNプラン【電話・ADSL・Bフレッツのアットウィル】 商品無料仕入戦隊『電脳卸』

2005年07月26日

たけしさん、いけません!!

 「本当は怖い家庭の医学」という番組があります。じつはあの番組、医者の間では恐ろしく不評なんです。

 まずは患者様をビビらせすぎです。頭が痛ければクモ膜下出血、ドキドキしたら心筋梗塞、おなかが痛ければ、虚血性大腸炎・・・・などなど。

 医師として、患者様の病気を診断する上で大切なことは、その病気の原因や治療法を知ることはモチロンですが、その病気がどういった年齢層に多く、性別はどうで、どれくらいの頻度で起こるかといった「疫学」もすごーくだいじなんです。

 最近、ネットの普及などにより、病院にこられる患者様も自分のかかっておられる病気については大変よく知っておられ、こっちがびっくりすることさえあります。

 しかし「疫学」についてはまだそんなに詳しい方はいらっしゃらないようです。だからこそこんな番組があるのでしょう。

 例えば、タバコを吸っている人は、あるガンにかかる割合が8倍になる。だからタバコをすってるとガンになって死ぬぞ。という脅しがあります。 
 
 病気になる割合を考えるとき、この業界では「人口10万人につき何人」という表現をします。

 例えばそのガンが人口10万人につき4人発生するガンだとしたら、タバコを吸っている人は10万人につき32人ということになります。

 逆からみると、普通は10万人中99996人は発ガンせず、タバコを吸っている人の場合は10万人中99968人発症しないことになります。


 そんなに大きな違いがあるでしょうか。

 モチロン、吸わないほうが絶対良いし、可能性として高くなるのは事実です。私自身もタバコは吸いませんし、患者様にもやめるようお話ししています。

 ただ「8倍」という怖さのイメージからはだいぶ逸脱していると思います。

 こんなふうに医学的知識がない人をまやかしの数字で誤魔化す、そんな広告、TV番組が多すぎる気がします。

 昨日はう●の話だったのに、今日はまじめに語ってしまいました。すいません(笑)
posted by よっちぃ at 01:33| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
TBありがとうございます。
確かにあの番組は患者の不安をあおるつくりになっていて、医者には不評でしょうね。
症状が当てはまると、視聴者は思い込んで病院に駆け込むでしょうから。
またブログに遊びに来てくださいね
Posted by 文菜 at 2005年07月26日 16:37
初めまして、ポランと申します。

昨夜、たまたまこの番組を見ました。
自分に当てはまることが多くて、本当に怖くなって途中で消してしまいました。

でも、ひょっとしたらこれは健康診断代わりに病気の早期発を促し、健保の医療費削減のための番組なのかもしれない・・・とあれこれ考えてしまいました。

TVのことは良く分かりませんが、視聴率はどうなのでしょう。
Posted by ポラン at 2005年07月27日 09:48
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。