なるまでの過程、試験、收入等の客観的項目から、やりがい、人間関係などの主観的項目まで実に様々です。
ではなぜ比較されるのでしょうか?
それはやはり@(世間一般では)両者が難関な資格であること、A高収入(だと思われている)こと、そして何よりやはり、B両者が何らかの形で人をたすける仕事であること、こうしたことが原因ではないでしょうか。
@Aの要素だけならば、もっともっと資格や仕事はたくさんあるはずです。例えば、「公認会計士」という仕事もありますし「弁理士」という資格もあります。どちらも非常に難しい国家資格ですが、あまり表立った議論にはなりません。(一部の資格マニアな方を除いて)
誤解のない様に付記しておくと、医師と弁護士だけが人を助けるなんてとんでもない驕りです。世の中には私が知らない資格や仕事を含めて数え切れないほどの人をたすける仕事があるはずです。
しかし「医師」「弁護士」この2つだけが突出してBの代表みたいな顔をしています。
思うに、やはりこの2つは、他の資格に比べて、広く皆に知名度があり、身近な存在だからなのでしょう。
では何が身近なのでしょう。例えば「医師の不祥事!!」系や「司法制度改革・裁判員制度導入」などの話は広く知れ渡っています。しかしながら、数年前導入された「弁理士も弁護士の代わりに法廷に立てるようになった!!(訴訟代理権といいます)」というニュースを知っている人はほとんどいません。モチロン弁理士受験生の方や実務家の方にとっては常識ですが、とても広く知られているとはいえません。
こうした違いがなぜ生まれてくるのか。
平たく言えばわかりやすいんです。「医師」と「弁護士」は。
医師:具合が悪いときに助けてくれる人
弁護士:困ったときに助けてくれる人 子供に聞かれたとき両者の仕事の説明はコレで十分です。
なるほど、そうすると「身近さ≒わかりやすさ」ということになるのでしょう。
しかし、これまたやはり一般に「医師・弁護士は敷居が高くてねぇ・・・」ともいわれます。これだけ知名度のある両資格であり身近なのに!です。
そうなるともはや制度の問題ではありません。医師、弁護士個々人の問題です。
現在、司法制度改革の大きな柱の1つとして、「司法試験改革」があります。合格者の数が平成元年度比6倍になるというものです。コレに対して現役の弁護士がテレビで
「弁護士の数が増えれば競争原理が働くからサービスの質が良くなる云々」と言っておりました。
ここまで読んで来られた方ならばもう容易に分かると思いますがこの弁護士の言っていることは本末転倒です。
確かに結果としてそういう要素も大きく影響するでしょう。しかしそれを前提としてはいけないんです。
国家権力から市民を守るはずの弁護士が、国家権力を利用しないと自分達のサービスを改善できないとは・・・・・暗澹たる気持ちになりました。
医師も弁護士もこれだけ知名度があり、皆さんから必要とされる職業です。せめて「患者さん」や「依頼者、相談者」に対する奉仕精神、これくらいは他人や権力に頼らず絶えず自浄努力をしていきたいものです。
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